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起業家ゼミELコース京都リトリート(合宿)の報告

「時空を超えて、“よき祖先”として生きる私たちへ」

 2025年10月3日から5日にかけて、NPO法人Leap forが主催する「起業家ゼミ(Entrepreneurship Leaders=EL)コース」1・2期生による京都リトリート合宿を開催しました。
会場は、京都の静謐な空気に包まれた南禅会館と法然院。23名の参加者が日常を離れ、心を澄ませ、自らの内側と深く向き合う3日間となりました。

本リトリートは、起業家として「人間的・精神的な成長」に焦点を当てたプログラムです。

“Respect & Accept(尊重と受容)”を基盤に、安心・安全な環境で“本気と本音”の対話を通じて、互いの存在を認め合いながら自己理解を深めることを目的としました。
1期生はこの1年間の学びを振り返り、次のステージへ、2期生は半年間の学びに向け、自己の軸と仲間との信頼関係を築く時間を過ごしました。

■ ELコースと教育モジュールについて

ELコースは、海外経験を持つ若者が新たな視野とより高い視座を持ったリーダーになるための成長を支援する6ヶ月月〜1年のプログラムです。
その中心にあるのが、教育モジュール(YGL・EOフォーラムのエッセンスを融合)。
これは、世界経済フォーラムのYoung Global Leaders(YGL)や起業家機構(EO)フォーラムに着想を得た、“本音で語り合うリーダーの学習共同体”です。
隔月に一度、チームが集まり、ビジネスの課題や個人の葛藤、価値観の変化を率直に共有します。
安全で信頼できる場の中で、互いを映し合いながら「自己探求」「相互支援」「フィードバック」を重ねることで、リーダーとしての在り方を磨いていきます。
1期生は現在2年目を迎え、後輩である2期生の学びを支えながら、“学びの循環”を実践しています。

■ 1日目:自分と出会い、仲間とつながる

初日は2期生のみでスタート。京都未来庵(NPO法人ミラツク)を会場に、互いのライフストーリーを語り合いながら価値観を共有しました。
夕刻には、Leap for代表•船橋力による「経営ストーリーセッション」。自身の葛藤や転機を率直に語る姿に、参加者一人ひとりが自らの人生と重ね合わせながら耳を傾けました。
夜は1期生も合流し、世代と立場を超えた“心のリトリート”が始まりました。

▲Leap For代表•船橋力の経営ストーリーセッション
▲ELコース2期生の集合写真

■ 2日目:「よき祖先」としての在り方を問う

2日目の舞台は、法然院。ゲストとして、産業僧であり世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leaders の松本紹圭氏を招き、「グッド・アンセスター(Good Ancestor)」「インタービーイング(相互存在)」「人間性(Humanity)」などをテーマに対話を重ねました。
読経から始まる静寂の時間、講話と問答の往復、庭園散策を通した内観ワーク。
松本氏の言葉と参加者の対話が交わる中で、「私たちはどう生きるのか?」という新たな問いが立ち上がりました。

▲産業僧であり、世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leaders の松本紹圭氏の講話

■ 3日目:学びをかたちに、次のステージへ

最終日は、法然院にて教育モジュールの実践セッションを実施。
1期生はこの1年の変化を棚卸し、2期生へと自身の学びを共有。2期生はELコースの根幹である「教育モジュール(YGL・EOフォーラムのエッセンスを融合)」を体験し、今後の基礎となる協働の姿勢を学びました。
クロージングでは、「内なる旅を続けること」「仲間と共に変化をつくること」がそれぞれの言葉で語られ、3日間の学びが静かに結ばれました。

▲教育モジュールでの対話

■ 参加者の声

「あの日の学びは、私にとって人生の節目ともいえる深い気づきの連続でした。“お前のコントロールできる範疇を超えている。場に投げろ。”という言葉に、経営の重圧で張りつめていた心がふっと軽くなりました。そして、般若心経の「無に無を連立させる」という思想に触れ、“良い・悪い”の二元から離れ、ありのままを受け入れることの大切さを知りました。変わろうとするよりも、自然に委ねながら誠実にあり続けること。この体験を通じて、静かな自信とともに日々の経営に向き合えるようになり、社員との関係にもより深い落ち着きと温かさを感じています。ー With The World 五十嵐」

■ まとめ

今回の京都リトリートは、「自己のマスタリー(Self-Mastery)」と「時空を超えた視座の獲得」をテーマに、
参加者が「人としての原点」に立ち返る時間となりました。
Leap for起業家ゼミは今後も、海外経験を持つ若者が自らの事業を推進するためのスキル向上と人間的成長を促し、海外経験者が社会で活躍することを通じて、留学の価値とブランドイメージの向上を目指します。

さらに、先輩ゼミ生が次世代を支える「恩送り」の循環を育みながら、社会を変革する次世代リーダーたちの成長の場を共に創り続けていきます。

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